独占スクープ「映画『デスノート』の最終ページ」 5時間4万字の記録 (1) 10年前にも連ドラを企画!? 映像化権取得と2部作連続公開が決まるまで
2005年秋の吉報でした。
キャスティングや監督のオファーはそこからです。ここで、チーフプロデューサーの佐藤敦と僕はあるお互い譲れない案件で平行線となり、どちらかだけが残ることになりました。最終的に私が全権を任され、一人でプロデュースしていくことになります。これで私が独り立ち出来ることにはなったわけです。ただ、もともと佐藤敦プロデューサーも「『デスノート』は、始まったら佐藤貴博に任せるつもりだった」と言っていたと人づてには聞きました。
■プロフィール
佐藤貴博(さとう・たかひろ)
1970年4月26日生まれ。山梨県出身。
1994年、日本テレビに入社。営業職を経て、2003年に念願の映画事業部に異動する。映画プロデューサーとして、『デスノート』シリーズ、『GANTZ』シリーズ、『桐島、部活やめるってよ』などヒット作話題作を数多く手がける。今年公開作品は、『デスノート Light up the NEW world』(10月29日公開)、『海賊とよばれた男』(12月10日公開)。
(C)大場つぐみ・小畑健/集英社(C)2006「DEATH NOTE」FILM PARTNERS監督:金子修介
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