2016年11月16日 12:00
『家ついて行って』に英・敏腕Pが注目、中国版『夕やけニャンニャン』が高視聴率 - 国際映像見本市「MIPCOM」(後編)
現地でティム氏に直接会う機会が作れたので、『家、ついて行ってイイですか?』を選んだ理由を聞くと、「この番組は、わかりやすい3つのステップがある。はじめは声をかけたタイミング、次にタクシーの中、最後に家という段階を追うプロセスに、まずはひかれた。それから家を覗くと、そこにはリアル感ある生活があり、決してそれがパーフェクトな人生でないところがいい。ソーシャルメディア全盛の時代は番組に求められるのはリアルライフを見せることだ」と答えてくれた。
『\マネーの虎』が『ドラゴンズ・デン』というタイトルでヒットさせたように、こちらもタイトル付けにこだわったという。『家、ついて行ってイイですか?』の英語版は『Can I follow you home?』。ビジュアルポスターも、まるで映画のワンシーンのような印象を持たせる。今後の展開に注目である。
●中国版『夕ニャン』は週末ゴールデンタイムに
○『ナイトスクープ』『鳥人間』を世界に販売
今回のMIPCOMでも、NHK、日本テレビ、テレビ朝日、TBS、テレビ東京、フジテレビ、朝日放送、読売テレビの8社が共同でバラエティ番組を売り込む恒例となったプロジェクト「トレジャー・ボックス・ジャパン」