2016年12月3日 11:00
ジャニーズアイドル・A.B.C-Zはなぜバラエティで道なき道を行くのか? 『ABChanZoo』プロデューサーの熱い思い
危険なこと、下品なことなどは却下しますが、「予測不能な企画」「他でやっていない企画」の2点が判断基準になっています。
注目いただいたUFOの企画も、最初にある作家が「4時間何かをやったら面白いんじゃないか」と言い出したら、他の誰かが「ピンクレディーのUFOをやってもらったら?」と続いて形になりました。「そういうのが第一声で出てくるものか?」とは思うんですけど(笑)。「無理じゃないか」という意見もありましたが、「彼らはいつも3時間コンサートをやっているんだから、できるんじゃないの?」という意見が大多数でした。
――十分すごい会議だと思います。
放送してみると、正直賛否分かれる企画もあるのですが、大体そういう感じで決まりますね。ただ2013年の番組開始当初からこうだったわけではなく、2015年の11月からスタッフが替わったのを機に大幅リニューアルしました。
――それは何か、理由があったんですか?
昔はA.B.C-Zが極真空手に挑戦するような"過酷な体験もの"や、サービスエリアを食べ歩く"グルメ情報もの"をやっていたんですよね。
でも、それだと彼らの良さが出し切れていなかった。彼らの「どんな状況でも精一杯頑張る」