2017年3月25日 09:30
トム・ヒドルストン明かす『キングコング』の過酷ロケ「体の限界を知れた」
行くこと自体が冒険だったね。
――かなりワイルドな撮影だったと思いますが、トムさんはアウトドア派ですか?
そうだね。僕はアウトドアが大好きだよ。イヌみたいに外に出してくれないとイライラしてくるタイプで、外で走るのも大好きだ。ロンドンにいてもアメリカにいても、ロケ地のオーストラリアやベトナムでも走り回っている。僕は演じたコンラッドほどたくましくはないし、万が一髑髏島に連れて行かれたら1日ももたないかもしれないけど、自然とつながることはとても健全だと思ったね。
――では、コンラッド役を演じるにあたってのトレーニングもそれほど苦ではなかったのですか?
限界まで体を鍛えるというのはすごくいいことだと思った。まあ、僕ももう36歳だし、もう少ししたらどんどん体が下り坂になると思うけどね(苦笑)。
今は体の限界を知れてすごく良かったと思っているよ。
――その限界というのは、どういうものでしたか?
朝日が昇ってから夕日が沈むまでずっと撮影していたんだ。起床は朝4時で、走ったりするアクションも多く、それが6カ月間も続いたから大変だったよ。アクションはすべて自分でこなしたけどケガもなく無事にゴールできた。