2017年4月13日 00:10
浅田真央引退会見【全文/後編】伝説のソチ五輪フリー、自分の信念、結婚
フィギュアスケート女子のバンクーバー五輪銀メダリスト・浅田真央(26)が12日、都内ホテルで現役引退会見を開いた。前編・中編・後編の3回に分けて、会見での発言を紹介する。
○引退決断までの日々、日本のフィギュアスケート界への思い
――最終的に2月に引退を決断して、4月に発表。この2カ月くらいはどういう思いだったのでしょうか。
いろいろと自分の気持ちの準備だったりもあり、今日に至りました。
――引退を決意するまでに「平昌五輪という目標を掲げたのにここでやめていいのか悩んだ」とおっしゃっていましたが、全日本選手権が終わってからの3カ月間、どなたが一番決断を後押ししてくれたのか。
家族だったり、お友達だったり、知っている方に相談はしました。みなさんそれぞれいろいろなアドバイスはくれたんですけど、最終的に決めたのは自分自身。
その中でも旅行に行ったり、いろいろ今まで行けなかったところに行ったりして、考えながら日々を過ごしてきて、決断をしました。
――21年間という競技人生の中で、一番大切にしてきた言葉はありますか?
この決断をしてから、本当にたくさんの方が温かい言葉を送ってくださったので、私自身本当に晴れやかな気持ちで今この場にいます。