くらし情報『木村拓哉、"不死身"の生き様 - 映画『無限の住人』と「無限の想い」 (4) 死体を踏む覚悟はあるか 「1対300」ラストシーンと剣客の死闘』

2017年5月2日 10:30

木村拓哉、"不死身"の生き様 - 映画『無限の住人』と「無限の想い」 (4) 死体を踏む覚悟はあるか 「1対300」ラストシーンと剣客の死闘

僕らにとっては非日常ですが、彼は週3ぐらいでやってますから(笑)。その感覚が対峙していても伝わってきました。

役の設定上、海老蔵とは特殊な関係性にあるので(※市川海老蔵演じる閑馬永空は、万次と同じく血仙蟲を身に宿す不死身の剣士)、互いの剣は言葉を交わすのと一緒だったんじゃないかと。同じ言葉でも、発言する人によって届き方が違う。それと同じで、誰も加減をしない中で探していたんだと思います。

○斬り続けて足場が無くなる恐怖

――300人と戦うラストシーンが公開前から話題になっています。

大勢の方があのシーンに参加してくださいました。画角の中に収まっている、そこに映し出されている人たちがあのシーンのすべて。
あれだけハードな状況下にもかかわらず、ものすごい数の人間があの1カットにかかわっています。

三池組ならではと思うことがありました。通常の作品であれば、あれだけ人を殺めていくと足場がなくなるので、斬られた人が次の動きやスペースを考えながら動いていることがあります。でも、三池組はそれがゼロなんですよ。だから、殺めれば殺めるほど足場を失っていく。そこはちょっと怖かったです。

冒頭のシーンでもそうでしたが、斬られた人たちも「死」

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.