2017年5月2日 10:30
木村拓哉、"不死身"の生き様 - 映画『無限の住人』と「無限の想い」 (4) 死体を踏む覚悟はあるか 「1対300」ラストシーンと剣客の死闘
を演じています。生き残った人間からすると、命絶えた者でしかない。踏みつけようが何しようが構わないという感覚も、三池さんの現場で初めて体感したことでした。
――京都太秦のスタッフと久しぶりの再会でした。
再会といえば再会なんですが、その際にみなさんの独特の感覚に触れることができました。
自分はちょっとドキドキしながら、現場に入っていったんですね。するとみなさんが口揃えて「おかえり」「待っとったで」という感じで迎え入れてくれた。あの言葉にはやられましたね。
それは「仕事」ではあるんですけど、それ以前の想いがしっかりある。そしてそれが結果として「仕事」になる。それはものすごい力になるし、モチベーションにもなります。
■プロフィール
木村拓哉
1972年11月13日生まれ。東京都出身。O型。これまで数々の出演ドラマをヒットさせ、映画では『君を忘れない』(95)、『HERO』(07・15)、『SPACE BATTLESHIP ヤマト』(10)などに出演。スタジオジブリ作『ハウルの動く城』(04)ではハウルの声優を好演した。
山田洋次監督がメガホンを取った時代劇主演映画『武士の一分』(06)は、興行収入40億円を超えるヒットを記録した。
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