くらし情報『チケット即完売! 「日本でロングランは難しい」定説を覆す、『髑髏城の七人』の作戦』

2017年6月22日 11:30

チケット即完売! 「日本でロングランは難しい」定説を覆す、『髑髏城の七人』の作戦

チケット即完売! 「日本でロングランは難しい」定説を覆す、『髑髏城の七人』の作戦

●作品じゃなく、俳優にファンがつく日本
現在、豊洲の新劇場・IHIステージアラウンド東京で上演されている『髑髏城の七人』。“花・鳥・風・月"と4つのシーズンに分け、それぞれ異なるキャスト、脚本・演出で1年3カ月にわたる長期公演が行なわれている。1年以上の公演でありながら、チケットはすぐに完売。当日券を求める人が列をなす事態となっている。

『髑髏城の七人』は、劇団☆新感線の代表作で、1990年の初演以来、7年ごとに再演されている。なぜ『髑髏城の七人』がここまで求められるのか、演出家のいのうえひでのりに話を聞いた。

○『髑髏城の七人』しかなかった

――今回、1年3カ月という長丁場に、『髑髏城の七人』を選んだ理由を教えてください。

最初話があった時にまず、1年以上同じ作品をやるのは、日本では難しいなと思ったんですよ。
だから何本かやらなければいけないという話になり、同じ作品で何本かやるなら、うち(劇団☆新感線)のレパートリーには『髑髏城の七人』しかなかった。やってみて正解でしたよ。この作品しかないです。

話の骨格がしっかりしているので、応用が効く。七人のキャラクターの設定をちょっとずついじっても、骨格がぶれないので、面白く4シーズンで見せられます。

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