2017年7月17日 10:30
アイドルとは何か? スパガ・浅川梨奈の仕事論「ファンを裏切りたくない」 - イメージ変化の危惧と"夢への扉"
の主演。今回のインタビューでは、長編映画初主演の思いを掘り下げる中、浅川の「アイドルとしての覚悟とプライド」に火がつく。
多くの人に支えられているからこそ、今の自分がある。そして、そんな人々を裏切らないために。"趣味・アイドル研究"を公言する浅川が、自分自身に誓うアイドル論。
○ネガティブ思考の「支え」
――今回でシリーズ6作目となります。終盤は驚きの展開でした。
ありがとうございます。
綾部監督とは今回が初めてだったんですが、出演者一人ひとりの性格に合わせて、設定も変えてくださるんです。最初は小島梨里杏さん(16年『人狼ゲーム プリズン・ブレイク』)のような弱々しい女の子のイメージで台本が書かれていたんですが、稽古やリハーサルを重ねていくにつれて、「浅川さんは弱いイメージじゃないから」という理由で、古畑星夏ちゃん(17年『人狼ゲーム ラヴァーズ』)のような「強い女の子」のイメージに変えてくださいました。シリーズの主人公は、このどちらかのパターンです。10人のキャスト一人ひとりとの稽古でもっとこうした方がいいとか話し合いながら変えていって、撮影現場でもセリフが変わることは何度もありました。