2017年8月23日 10:00
貫地谷しほり、撮影時の苦労語る「スタッフさんと死んでました(笑)」
映像に映ってない監督の仕事があるんだと感じましたね」と絶賛すると、菊地監督は「まずいですね。恐縮です(笑)」と照れ笑いを浮かべていた。
貫地谷が主演を務めた『夢の国』は、全編手に汗握る緊張感が漂うが、ロケ地での貫地谷について大東は「苦しんでいると思いました」と気遣うと、貫地谷は「そうなんですよ。本当に苦しかったんです」と撮影時の心中を激白。貫地谷とは対照的で因島に慣れ親しんだのが大東だったようで、貫地谷は「久々に東京に帰り、また因島に戻ってくると、大東さんはめちゃくちゃ謳歌していたんです。ご飯もたくさん食べていたみたいだし睡眠時間も余裕だと。『私は何だったんだ!』と思いましたね。私なんてスタッフさんと死んでました(笑)」を嘆きつつ、「きっと誰しもが感じたことのある窮屈さが写っています。
そこから一歩前に出る、勇気が出てくる映画になっていると思います」と作品の出来には自信を見せていた。映画『望郷』は、9月16日より新宿武蔵野館ほか全国拡大上映。
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