くらし情報『岡田准一は、役者の全てを備えた稀有な存在 『関ヶ原』では鎧の着方も自らプレゼン - 監督は語る』

2017年8月23日 11:30

岡田准一は、役者の全てを備えた稀有な存在 『関ヶ原』では鎧の着方も自らプレゼン - 監督は語る

岡田さんが100人いたら監督がいらないというくらい、稀有な存在です。

僕が最初に彼に感心したのは、ドラマ『木更津キャッツアイ』の時の軽い抜けた芝居でした。昔、本木雅弘さんの軽い芝居や、木村拓哉さんがバラエティ番組の中で寸劇をやった時の軽い芝居で「うまいな」と感心したのですが、岡田さんにも同じ印象を受けました。重厚なところだけ見ると、それしかできない人かもしれないけど、軽い芝居がこれだけチャーミングだったら、カチッとした芝居も絶対いいと思ったんです。僕は野球が好きなんですが、野球選手の1番の褒め言葉は5つの要素に優れた”5ツールプレイヤー“。岡田准一という役者は、5ツールの役者だし、どの世界に行っても成功する人なんですよ。

○撮影現場での様子

撮影中にロビーで会った時は「あれ?」という感じで、そこらへんのお兄さんみたいな格好をしているから、最初は驚きました(笑)。一緒にご飯を食べに行く時も、全く自然体なんです。
現場にいてもガラッと変わるんじゃなくて、自然体でそのまま三成の衣装をつけていて、そこからじわっとにじみ出てくる感じですね。そういったプロフェッショナリズムや現場での落ち着き、メンタルな部分は役所広司さんとけっこう似ているところがあります。

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