2018年2月17日 08:00
桜庭ななみ、「鹿児島の美少女」が求めた武器 中国語習得の原動力とは
○ジョン・ウー監督は「夢の夢の夢」
――日本で撮ったとは思えないスケールの映画でした。
そうですね。日本での撮影でしたが、アジアのいろいろなスタッフの方々が集まって下さっているおかげで、日本だけでは実現できないような迫力やアクションのキレにつながっているんだと思います。
――ブログを見てきたんですが、結構前に撮り終わっているんですね。
ありがとうございます(笑)。撮影は2年前になります。
――ジョン・ウー監督作に出演することについて、「夢の夢の夢」と書いてありました。それほどの感激だったんですね。
そうですね。それまでもジョン・ウー監督の作品はたくさん観ていたんですが、男らしい物語が多い中でも、女性が輝いているように見えて。監督が描くその「女性の輝き」がすごく好きで、次第に「いつか参加したい」という気持ちが強くなっていきました。
――監督とは撮影後も映画祭などで再会したそうですね。
映画祭のほかにも、先日北京でイベントがあって、そこでもお話させていただきました。お会いする前は作品の世界観に引っ張られていた印象だったのですが、現場ではすごく穏やかで優しくて。俳優のお芝居の意見を尊重してくださるようなすごく優しい方です。