2018年5月5日 09:00
ジャニーズ×松竹、若手でオリジナル作を 『ラスト・ホールド!』使命感
――確かに、若手の監督、俳優さんもミニシアター系で主役を張ってオリジナルの意欲作を世に出されることが多いですよね。
真壁:映画界に対する使命感を持ちながら、ブームになるといいなと思っています。
岡村:オリジナル、なかなかないですよね。機会があれば続けていきたいです。
――ちなみにA.B.C-Zさんで何か、というのは考えたりされましたか?
真壁:『ラスト・ホールド!』のエピソード0を、A.B.C-Zさんでやりたいですよね。(OB役の)駒木根さんとかがいた時代に、岡島とA.B.C-Zの皆さんが部で頑張っていたんだろうなと(笑)
○10日間の撮影で勢いが出た
――今回真壁監督が長編2作目だからこそできた、という点はありましたか?
真壁:ずっとオリジナルをやりたかったので、そこは大きいですね。オリジナルだからこそ、キャストにあて書きできたというところもあります。撮影期間はタイトだったんですけど、クランクインする前に、3日間くらい時間たっぷりとってもらって、みんなでお芝居のリハーサルをしたのも、大きかったです。
テレビドラマとかでも、なかなかリハーサルする時間はないんですよ。それでいて撮影時間もなかったら、出演者の演技の幅も広がらない。