紫吹淳、舞台に感じる魅力は? 先入観より"何をやるかわからない"女優に
ライザ・ミネリ役として、ボブ・フォッシーの振付を行いました。それまでは”男”だったので、女優として生まれたてで、大変でしたけど、初めて細いヒールで踊るようになったので、感慨深いです。振付のジョーイ・マクニーリーに「あ、そうだあなたはmanだった」などといわれながら特訓されました(笑)。
――そうなると、男性を観た時に「もっとこういうポーズをとればいいのに」とか思うこともありそうです。
最初の頃は、つい男性を見て心の中でダメ出しをしてしまうこともありました(笑)。今はなくなりましたけど、逆に、両方楽しめます。男性でも女性でも「こういう表現ができるんだ」と、違った見方ができるのかもしれません。
●バラエティ出演も場数を踏んで
○舞台は「エネルギー交換」
――最近はバラエティでも活躍されていて、ますます活動が広がっていますよね。
最初はバラエティも慣れなかったんですけど、場数を踏みました(笑)。
――バレエから宝塚、男役から女優、そしてバラエティと次々活動の場を広げていますがやっぱりいつも新しいことをしたいという思いは持たれているんですか?
そうですね。「紫吹淳って、こうだよね」というよりも、「何をやるかわからないよね」