2018年5月25日 11:00
生田斗真、もし身近な人が犯罪者なら…同志・瑛太と使命感で挑んだ『友罪』
瑛太が見たことのないような表情をしていたので、あまりないシーンになったと思います。
思いついたことを、頭で考えるより先にポンとやれちゃう人なんですよね。画面からはみ出ちゃう、というのか。役者としては、一つのアングルの中で何かを表現しようとしがちなんですけど、瑛太は自由に表現する。かといって、奇をてらったことをやりたいというわけじゃなくて、役にそった形で表現していく人だと思います。
――生田さんご自身は、演じた益田という人間を理解するために、心がけたことはありますか?
常に瑛太のことを思う。その1点に絞られました。益田というキャラクターの視点を通してお客さんも映画に入ってきてくれると思うんですけど、そういう意味で、自分が鈴木のことをどう見ているかがすごく重要でした。
○現場でも葛藤はあった
――演じていて、しんどかったシーンなどは。
ずっとしんどかったですね。軽いシーンはカラオケのシーンで、あの時だけは気が晴れる感じがしました。それも後で「ああ~……」ってなっちゃうんですけど(笑)。
――生田さんと瑛太さんが逆の役でも観てみたいなと思ったのですが、鈴木役はいかがですか?
監督も「この2人なら逆でも行けたんじゃないか」