AKINA、夫・ビビる大木は「本当にいいヤツ(笑)」 夫婦の絆や仕事への思い 人生最大の挫折も明かす
「この仕事をやめようと思ったことは一度もないです」とAKINAは語る。
「向いてないなと思うことはたくさんあります。例えば、舞台挨拶もすごく緊張して、私何言ってるんだろうと思うことがありますが、表現することが大好きで、下手くそでも伝えたいという気持ちがいまだにあって。もちろん楽しいだけではないですし、長くやっていると求められることも多くなって、 自分にできないことを要求されることもいっぱいありますが、表現することが好きだから続けられているのだと思います」
観客から拍手をもらう瞬間に特にやりがいを感じるそうで、「伝わったなと。その人の人生を変えたいなんて、そんなおこがましいことは言えませんが、いい1日だったと思ってもらえたらうれしいなと。その喜びがずっと続いています」と語る。
とはいえ、いろいろな挫折を経験してきたと言い、人生最大の挫折を尋ねると「20代のときに声が出なくなったことがありました」と明かした。「検査してもどこも悪くなく、声帯はきれいだけど、1曲歌えないんです。
たぶん精神から来ていたもので、好きでこの世界に入ってきたからこそ弱さがあって、『好きなのに認められない。どうすればいいの!?』と、なかなかその深みから出られず、その影響が声に出たのだと思います」