2018年8月8日 13:00
三浦友和、親子関係や家族を語る! イクメンだった30代の奮闘ぶりも
――ピクサーの作品は、どれも前作を上回るようなクオリティの作品になるのは、なぜだと思いますか?
取り組み方が素晴らしいと思います。よく「2匹目、3匹目のドジョウを狙う」というけど、「ヒットしたからもう1本作る」とか、「スケールが小さくなっても絶対に客が入るからやっちゃおう」とか、そういう考え方ではなく「前作よりもいいものを作らないとお客さんに申し訳ない」というスタンスで作っているところです。だから続編の方がさらに膨らみ、面白いものになるのではないかと。
――今回、ボブ役を演じてみて、彼のイクメンぶりはいかがでしたか?
前作ではそういうエピソードが全くなかったのですが、今回はイクメンパートが多くて、その分、ボブの台詞量が多くなっていました。前作のアフレコは確か3日間くらいで終わった気がしたけど、今回のスケジュールは1週間もとってありましたが納得です。最初に、女房(ヘレン)が活躍する話だと聞いていたから、そんなにボブの台詞はないと思っていたけど、ちょっと予想外の分量でした(苦笑)。――活動禁止令が出たあとで、街を救うミッションを任されたのは妻のヘレンでした。その時、内心ショックを受けながらも、妻を明るく送り出すボブが健気でした。