『銀魂2』、興収34億突破! 2作連続ヒットの”神キャスティング”裏に「暴挙」
勘九郎さんなんて、気合いを入れて、ほぼ全裸にハチミツを塗りたくるという。こんな大物がこんなことまでしてくれる『銀魂』って、と感動しました。小栗さんたちも「この勘九郎さんだけで1,800円払う価値がある」と大興奮でした。
この興奮を大切に、もし当たってから『銀魂2』 を考えて役者陣のスケジュールを押さえようとすると、絶対2~3年は経ってしまう。だから、「いける」と信じて、パート1の撮影の最中に、パート2の撮影スケジュールをおさえるという暴挙に出ました(笑)。
――それはやっぱり、続編を出すタイミングが大事だと思ってたんですか?
というよりも、その場で盛り上がった結果ですね(笑)。
――今回、真選組動乱篇と将軍接待篇が選ばれたのはどういう理由だったんですか?
パート2は元々、ひたすら将軍と楽しく遊ぶギャグ映画を作ろうという話でした。ただ、パート1が公開され、笑いの分量とドラマの分量のバランスを多くの人に評価されたということもあり、やはり縦軸となるドラマが必要だという結論に至り、福田監督の大好きな「真選組動乱篇」となりました。
さらに言えば、監督のTwitterに「動乱篇をやってほしい」