『銀魂2』、興収34億突破! 2作連続ヒットの”神キャスティング”裏に「暴挙」
という声がバンバン来るので、やはり中心に来るのはこのエピソードしかないと思いました。
ただ、「真選組動乱篇」も妖刀の話で、前作柵の「紅桜篇」と重なるところもあるので、設定は少し変えています。将軍が狙われていることをギャグを通して紹介しながら、一つの物語になっていくというアイディアは福田監督が出してくれました。
どうしても妖刀が原因ということと鴨太郎の野望が結びつかず、2時間の映画にするなら、そこには因果関係があった方が面白いので、素晴らしいアイディアだと思いました。
――やはり真選組人気は実感されているのでしょうか。
痛感しますよ。実写映画『銀魂』で大事なのは、ファンと一緒に作ること。福田監督とキャストとスタッフとお客様がある種一体となって、いろんな目をかいくぐって、面白く作ろうとする、という構図が受けていると思うので、ワーさんナーさんの要望は申し訳ないけど、聞いていない時もあります(笑)。
――アクションシーンも大変そうで……。
もう大変でした。『マッドマックス怒りのデスロード』みたいなカーチェイスもあれば、3両セット組んだ列車もあります。さらにみなさん本当に芝居が素晴らしい。