くらし情報『話題映画『ニート・ニート・ニート』監督が行った、「王道を外す」抵抗』

話題映画『ニート・ニート・ニート』監督が行った、「王道を外す」抵抗

キノブーは運動神経がない役なので、森田くんが演じたら面白いんじゃないかと思ったし、本人的にも演じがいがあるのではないかと。タカシ役の山本君は唯一、過去のお芝居を観せてもらいました。

――山本さんはどういう点が良かったんですか?

山本くんはもう、正統派というところですね。安井くん、森田くんとの3人のバランスを考えて、お願いしました。でも決まってから「あ、イケメンばっかりだ。どうしよう」と思いました(笑)。変な言い方になってしまうんですが、イケメンじゃない子がいた方が、物語を作っていきやすいところはありますから。

――でも、作中で3人がイケメンというのは、まったく押し出されてはいないですよね。


そこはやはり、外していくつもりでした。「”アイドル映画”にしないぞ」という抵抗をすることによって、違う角度の青春映画になるのかな、と思ったんです。だからどうしても、王道は外していきたかった。全体の世界観として、若者に対するメッセージがある、ということでもない。少し物悲しい青春映画にしたいという思いがあり、カット割りも含めて、「普通ならこうだよ」という部分から、少しずつずらしていきました。

●求められている姿を、良い意味で裏切ってほしい
○ニート役3人の印象は

――撮影中の様子など、3人のどのような点が印象的でしたか?

安井くんがインタビューでどう答えているかはわからないですが、自信を持って撮影に入ってきてくれたという印象がありますし、現場では、具体的に確認しにくるということはありませんでした。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
漫画家・脚本家募集LPバナー 上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.