『グリーンブック』主演ヴィゴは自ら肉体改造! 監督明かす「20kg以上増量」
と笑い飛ばしたんだけどね。
――マハーシャラ・アリが、『ムーンライト』(17)に続き、2度目のアカデミー賞助演男優賞を受賞しました。アリからは受賞後、何か言葉はありましたか?
マハーシャラもすごく喜んでくれた。でも、彼は賞を獲ることに重きをおいてないタイプの俳優だから、はしゃいだりはしていなかったよ(笑)。
――「暴力では勝てないこともある。尊厳で戦うんだ」とドクター・シャーリーの言葉が印象的でした。ドクター・シャーリーをどのように描こうと思ったのですか?
本作では、ドクターがいかに品格があったのかを見せたかった。彼は本当に勇敢な人だった。
NYやヨーロッパを回れば、差別なんて受けないし、ギャラだって高い。でも、彼は自分の意志で何かを変えようとして、南部を回ることにした。ジョン・F・ケネディやマーティン・ルーサー・キングと同じように、世の中に正しい変化をもたらさなければいけないという考え方の持ち主だったんだ。
○■主演ヴィゴ・モーテンセンの役作り
――ヴィゴ・モーテンセンも14kg増量してイタリア系用心棒になりきるという驚異の役作りが話題になりました。ヴィゴは超イケメンだから、ちょっとくらい太っただけだとわかりづらいし、カッコいいままでしょ。