くらし情報『田中圭は受け芝居、林遣都は憑依型…『おっさんずラブ』監督&脚本家が見た役者の力』

2019年8月28日 13:00

田中圭は受け芝居、林遣都は憑依型…『おっさんずラブ』監督&脚本家が見た役者の力

続きを匂わせずに、全力で完璧に終わらせるんだ、という思いだったのですが、映画化という話が来て、嬉しいけど「うわ、どうしよう!」と(笑)。でも、ドラマ版でのプロポーズをなかったことにはしたくなかったので、みんなで話し合った結果、ドラマの続きを描くことに決めました。仕事も充実してくる30代で、結婚という転換期を迎えた時、そこで起こりうる様々な葛藤を、現代社会に照らし合わせながら描く意味があるのではないかと思ったのです。

瑠東:連続ドラマで春田と牧の関係は、燃え上がる様な疾走感の中で最後プロポーズという形で終わるわけですが、そこから1年経つと、より愛情も深まるし、深まったことで発生する問題もある。例えば嫉妬や言葉の裏側など、相手を思いやるがあまりに、とか、関係が深くなったからこそ滲み出る感情があって、それは燃え上がっていたときの感情とはまた違うと思うんです。

――でも確かに、予告で見た時にアクション成分が多めなのかと思いきや、2人が一緒に暮らすことの機微が描かれていましたよね。

徳尾: はい。アクションも良いですが、暮らしも大切にしたかった部分です。
――今回は、春田がなんでも状況を受け入れるので、改めてすごいなと思いました。

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