近年は3~5階建ての物件にも設置されていることが多いので、エレベーターがない=築年数が経っていると想定できます。
古いということはベランダがない、浴室では旧式(バランス釜)のガス設備を使っているなどということもありますが、壁紙や廊下、フロアなどの内装がリフォームされている物件も増えています。
これらの情報をあらかじめ知っておくと探しやすいでしょう」(穂積さん)
また、共益費の金額について穂積さんは、こう説明を加えます。
「共益費は、建物1棟にかかる諸経費を居住戸数で割り、1戸あたりの金額を算出します。
よって、1フロアーに1戸など戸数が少ない物件より、大型で入居者が多いマンションのほうが安くなる傾向にあります」
次に、「和室タイプも安くなる」と穂積さん。
「和室だけの物件はこのごろあまり人気がないので、相場より賃料が10~30%ほど低く設定されていることがあります。
こちらも築年数が経っているというパターンですが、都会では駅近くや中心地に建つ物件も多く、うまく出合えたら、近隣の相場より20%ほど安く街中に住めるということもあります」(穂積さん)
さらに、古い物件を利用した「カスタマイズ賃貸」