くらし情報『プロ野球選手に”姉さん女房”が多い理由は?』

2013年4月19日 11:25

プロ野球選手に”姉さん女房”が多い理由は?

これがプロ野球選手か――。C投手は、このとき初めてプロの世界を実感した。今まで男だらけの社会にいたためか、酒席で出会う女性たちがことごとく美しく見える。東京はすごい、プロ野球はすごい、芸能界はすごい。野球をやっていて本当に良かった。

C投手は大人の社交場に酔いしれた。そして年末に田舎に帰省し、かつての同級生たちと飲んだのだが、どういうわけか彼らのことが子供に見えてしまう。彼らはみんな、普通の大学生か、月給16万円程度の社会人だ。
恋愛対象だって同世代の一般女性ばかりだ。

その後、C投手は田舎の同級生たちに優越感を覚えながら再び上京し、年収1000万円の若きプロ野球選手として日々を謳歌した。自分は普通の21歳ではない、特別な男になったのだ。だからこそ、付き合う女性も特別でないといけない。同世代の普通の女子大生なんかまっぴらごめんだ。やはり先輩選手たちのように、特別な女性と付き合いたい。

こうして、ますます酒席に参加することが増えた21歳のC投手を、若き有望株のプロ野球選手を探していた25歳のD子が見逃すわけがない。売れないながらも芸能界歴は7年にもなるため、野球選手やJリーガーらとの合コンネットワークだけは充実している。

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