【コブスくんのモテ男道!】怒り、疲れ、不安を癒やすツボとは?
いずれにしても、心地よい感覚を大事にしながら押してください」
――ありがとうございます。では、次から怒りや不安といった心身の疲労に効くツボを具体的に教えていただきます。
■怒りを抑えるツボ――「労宮」、「神門」、「大敦」
「カッとした瞬間にツボを押さえると、その行為自体が怒りの気分に対して一拍置くことになります。『怒りを抑えるツボを押している』という暗示で気分が落ち着いてくるという作用もあります。これら3つのツボは、怒りを抑えるというほかにも効能があるので、合わせて紹介します」(片岡先生)
●労宮(ろうきゅう)
「労宮は『気』を出すとも言われていて、緊張を和らげるツボとしても有効です。よく、緊張するときは『手のひらに人という字を書いて飲み込め』と言いますよね。そこは労宮の場所でしょう。飲み込むより、ツボ押しのほうが効くと思いますよ(笑)。
それに、めまいや暑気あたりにも効果があります。高ぶった神経を静める作用があるんです」(片岡先生)
ツボの場所:手のひらの真ん中
ツボの刺激法:反対の手の親指でゆっくりと「の」の字を描くように押しもみます。深呼吸をしながら、気持ちを落ち着けるように意識して、左右の手を1~2分ずつ行ないます。