【コブスくんのモテ男道!】怒り、疲れ、不安を癒やすツボとは?
●神門(しんもん)
「神門は、自律神経のバランスを整えるツボです。イライラするときのほか、動悸(どうき)や息切れ、また、気力減退や不安など、やる気が起きないときにも押してください。左手の神門は、便秘に効くツボでもあります」(片岡先生)
ツボの場所:手のひら側の手首にある横じわを見てください。小指側のすぐ下にあるくぼみが神門です。
ツボの刺激法:反対の手の4本の指で手首を抱え、親指で神門を押して刺激します。また、その状態で手首を手のひら側と甲(こう)の側にそらす動作をゆっくりと繰り返しましょう。ツボがより圧迫されます。深呼吸を繰り返しながら、左右をそれぞれ1~2分。
●大敦(たいとん)
「大敦は、肝機能に関係するツボで、めまい・二日酔い・乗り物酔い・地震酔い・眼精疲労にも有効です。これらの症状が強いときは、大敦を押すと飛び上がるほど痛いこともあります。その場合はツボ周辺をほぐすつもりでゆっくり刺激しましょう。心身の高ぶりを抑えるのに万能のツボなので、覚えておいてください」(片岡先生)
ツボの場所:足の親指のつめの生え際、人さし指の側の下部、つめから2mmほど離れたところ。
ツボの刺激法:つまようじや箸のような先が細い棒などで押します。