【コブスくんのモテ男道!】異文化衝突! 国際カップル別れのベスト3
それで、もうこの人とはやっていけないと思ったのでしょう……」
■第2位愛の形の違い
光江さん(32歳・菓子職人)はベルギーに留学中、趣味で始めたダンスのクラスで知り合ったベルギー男性、アルノー(40歳・アーティスト)と恋に落ち、1年間の同居を経て入籍しました。
「今思い返せば、幸せな生活が傾き始めたのは子供が生まれてから」
だと言います。
「子育ての方針で毎日トラブルになりました。例えばベルギーでは子供は小さいころから一人で部屋に寝かせます。子供の自立心を芽生えさせるためと、夫婦の時間を大切にするためです。でも、私は『川の字』で寝るのが当たり前だと思っていたので、反対しました。子供を部屋で一人にすると、大泣きしますし」
さらに、仕事を終えてアルノーが帰宅しても、光江さんは子供につきっきり。
「昔はタンゴのパーティーに出かけ朝まで踊ったり、二人で楽しんだりする時間がありました。
でも子供が生まれてから、一切外に出なくなった。日本では子供を中心に生活するのは当然だけれど、こちらでは二人の時間を大切にできないと家族であることの意味がないようです」
「こんな生活には耐えられない」と、子供が2歳のときにアルノーから離婚を切り出されたと話します。