【コブスくんのモテ男道!】結婚する友に思い出を贈る。パリジャン&パリジェンヌ
それが一年間も続くのよ。しかも毎回、私の大好きな画家の絵のカードで、今でも12枚壁に飾っています」
このプレゼントの仕掛け人は、小学校時代からの親友のクレア。事前にカードを12枚購入し、エリザベートの新居の住所を書いた封筒を添えて、結婚式の当日に友人にこっそり配ったとのこと。封筒の裏には「7月6日」、「8月6日」などと送信する日付が指定してあり、それをまめに守った12人の友人から、毎月無事に感想が届いたというわけです。
エリザベートは
「結婚して3カ月もすれば、新婚生活にも慣れてきて少しずつケンカも始まる。でも、式の思い出をつづった便りが届くたびに初心に戻れるのよ。あの日の感動を毎月思い出すことができて、結婚式の思い出がより深く心に刻まれることにもなったわ。ケンカするたびに、壁に飾ってあるカードを見たりも、ね」と、ほほ笑みます。
■強制的な思い出づくり
結婚式の当日に渡すプレゼントで喜ばれるものの中に、「招待券付きカレンダー」があります。
これは、毎月友人がスポンサーになり、新婚夫婦をどこかに招待するというもの。招待する場所や種類は人によって異なりますが、映画や演劇から高級レストランやリゾート地のホテルまで、新婚カップルが毎月2人で出掛けられるようなものを考え、その代金を友人で出し合うわけです。