【コブスくんの使えそうな仕事術】心療内科医に聞く。おならを抑える方法とは?
満員の通勤電車、デスクワーク中、本屋で立ち読みしているとき、デートで食事をした後など、なんでここで、というときにおならが「ぷぅ」……ということはありませんか。最近、おならを気にして心療内科を訪れる若い女子が多いともいいます。
そこで、おならの原因とは、おならのにおいのモトなど心療内科の専門医で野崎クリニック院長の野崎京子先生にお話をうかがいました。
■おならの7割は飲食といっしょに飲み込む空気
――「おなら」がたまる原因を教えてください。
野崎先生食べたものを消化する過程では、ガスが発生します。そのガスが腸にたまると、体に吸収する必要がない成分のガスは外へ排出され、おならになります。
ガスが腸にたまる理由の一つは、「飲食といっしょに口から飲み込んだ空気が7割」、「食べ物や飲み物が分解したガスが3割」と言われています。
このうち、分かりやすい原因が、『炭酸飲料』です。
ガスを含んだドリンクなので、もろにガスを体に入れることになるでしょう。げっぷも出やすくなりますね。
あとは、暴飲暴食も原因になります。食べ物とともに、大量の空気を体内へ運び込むからです。
また、気になるのは、腸の働きが不調でガスが発生しやすくなることです。