【コブスくんのモテ男道!】不動産アドバイザーに聞く。ルームシェアを始める前の心構え
なんでも、トラブルの元は、
「排水溝にたまった髪の毛の掃除をどちらがするか、エアコンをどっちが多く使っているか、ゴミ出しをどちらが多く担っているか、お金にきちんとしているか細かいか、アバウトかなど、日常生活のあらゆる場面にあります」と穂積さん。
では、トラブルを避けるためにはどうすればいいのでしょうか。
「まず、部屋を選ぶときに、『振り分け間取りを選ぶ』ことが重要です。お互いの部屋を通ることなく、キッチンやトイレに行ける間取りのことです。一定のプライバシーを保つために重要でしょう。
また、暮らし始める前に二人で『シェアのルール』を決めて、紙に書き出してお互いに持っておいたり、目立つ場所に張り出しておくことが大切です。管理会社や大家さん、つまり第三者にも渡しておくとよい緊張感が生まれ、安心できるでしょう。守らなければ1,000円を共同貯金箱に入れるなど、ペナルティールールを加えると、より効果的です。
さらに、どちらかが相手に無断で出て行ってしまい、後の家賃や水道光熱費の支払いに困ったというケースも多々あります。それらのトラブルに備え、あらかじめ、10万円ほどをお互いの親や家族に渡しておくなどの方法をお勧めしています。