【コブスくんのモテ男道!】温泉ソムリエが教える。泉質で温泉を選ぶ方法
また、保温効果が高く、冷え性や、イライラや精神不安など自律神経のバランスを整える効能もあります。
温泉地:奈女沢(なめさわ。群馬県)・恵那ラジウム(岐阜県)・三朝温泉(みささ。鳥取県)など
■美肌か内面の美を追究するのか
例えば、美人になりたい場合はどこを選べばいいのでしょうか?
「美肌づくりを目的とするなら、2の塩化物泉、3の炭酸水素塩泉、4の硫酸塩泉です。イライラ解消やホルモンバランスを整えるなど内面の美人を目指すなら、6の含鉄泉、9の放射能泉がいいでしょう。肥満対策やダイエットが目的なら、7の硫黄泉を探します。
また、刺激が苦手なら1の単純泉、刺激好きなら8の酸性泉。のぼせ体質なら5の二酸化炭素泉と、自分の体質に合った泉質を探します。
悩みが多い肩こり・腰痛の対策には、1の単純温泉でゆったりつかる、また、2の炭酸泉、7の硫黄泉、9の放射能泉など血流促進効果がある泉質を選びましょう」(勅使川原さん)
最後に勅使川原さんは、
「温泉は太古の昔からわく、複数の成分が混じり合う自然のものです。泉質を肌で感じて、自分の感覚を大事にしてください。
温泉の効能は、3日ほどで感じとれるはずです。