2012年8月11日 17:00
【コブスくんのモテ男道!】ボディメイク専門家に聞く。トレーニングの勘違いとは
筋肉は引き延ばされて損傷が生じると、その反応が刺激になって新しい筋繊維をつくります。ですから、筋肉量を増やす目的での筋トレでは、階段を下りる方が効果的ということになります。
降りるときも、筋トレだという目的を意識するとよいでしょう。
・汗をかかないと運動しても脂肪が燃えない!?
勘違いです。汗をかいた方が「運動した」という実感があり、かつ、体重が一瞬減ることがありますが、それらは、一時的に体の水分が体外に排出されるだけで、水を飲めば体重ももとに戻ります。
汗が出るか出ないかにかかわらず、動いている以上は、先ほどのカロリー計算の公式である「消費カロリー量=物体の重さ(体重)×移動距離」により、カロリーは消費しています。
体に負荷がかかると運動をした気分になっていましたが、疲れていただけとは――。「体重と運動する距離や量で消費カロリー量が決まる」と、あらためて理解できました。
今後はこの理論を基本にトレーニングに励むとしましょう。
監修:おぜきとしあき氏。AFAA認定パーソナルトレーナー。「ダイエット・ボディメイク専門のパーソナルトレーナー」の日本における第一人者。指導歴は20年以上、1万人超の指導実績を持つ。