恋を遠ざける「完璧主義」をやめるには?自分らしく幸せをつかむ秘訣
これは何も「妊娠」だけでなく、今特定の相手がいない女性が結婚しているカップルを見て落ち込むこともあるでしょう。
でも実際に見ているのは、実は「隣の芝生」じゃないんですよね。違うカップルを通して「理想自我」を見ているに過ぎないんです。
■自我へのこだわりが強い人が陥りやすい穴
「理想自我」とは、「こうありたい自分の姿」を意味する心理学用語です。
誰でも対人的あるいは社会的に自分はどうありたいかを考え、理想とする姿を思い描くことがあるでしょう。
大概は、理想通りとはいかないですよね。
特に恋愛関係は自分ひとりだけで築けるわけではないので、なおさら理想通りとはなりにくいもの。
だから誰しもある程度のところで妥協しつつ、向上できるところは努力を重ねていき、自分なりの関係作りをしていきます。
ただ、中には、こだわりが非常に強くて理想への執着が激しすぎる人っているんですね。そういう場合、「理想自我」と「現実自我」のギャップに落ち込んでしまい、自己批判してしまったり不安感や抑うつ感に苦しんだりします。
「理想を追い求めている」と聞くと向上心が強いように思えますが、自我への想いが強すぎるというのは、いわゆる「自意識過剰」