映画『ロダン カミーユと永遠のアトリエ』感想。芸術の秋におすすめ!「考える人」で名高いロダンの愛と創作の半生を描いた物語。
と並び彼の代表作となる「地獄の門」でした。
その頃、内妻ローズと暮らしていたオーギュストは、弟子入りを願う若いカミーユ・クローデルと出会います。
才能溢れるカミーユに魅せられた彼は、すぐに彼女を自分の助手とし、そして愛人としました。
その後10年に渡って、ふたりは情熱的に愛し合い、お互いを尊敬しつつも複雑な関係が続きます。
ふたりの関係が破局を迎えると、ロダンは創作活動にのめり込んでいきます。
感覚的欲望を呼び起こす彼の作品には賛否両論が巻き起こり、バルザック像はロダンの存命中には酷評を受けたものの、今日世界的に“近代彫刻の父”という確固たる評価を得るようになるのです。
波乱に満ちたロダンの愛と苦悩の生涯とは――。
■名匠ジャック・ドワイヨン監督マスコミ公開インタビューより
監督・脚本:ジャック・ドワイヨンJacques Doillon1944年フランス、パリ生まれ。
日本では『ポネット』(96)が大ヒットした名匠。初長編『頭の中に指』(74)でフランソワ・トリュフォーから賛辞を受け、『あばずれ女』(79)でカンヌ映画祭ヤング・シネマ賞を受賞。『放蕩娘』(81)で主演のJ・バーキンと結婚、ルー・ドワイヨンをもうけた。