結局のところ、コートは何着あれば十分? 2着で乗り切った冬と、20着で過ごした冬
いろんなイベントや行事に最適なコートを選びつつ、収束・統合すると5着になる、というのが私の結論だった。
義母が18年前に、ロンドンの本店で買い求めたというバーバリーのコート。
私が譲り受けることになった。大切にしたい永遠の定番コート。
■ダウンコートを捨てた理由
5枚のコートをスタメンに認定。
けれどそれでメデタシメデタシ、とはならなかった。
子どもたちが大きくなり、もう休日に公園へ行かなくなった頃、下の子を「抱っこ」することも、もうないだろうな、と気づいた年、私は古いダウンコートを処分して新しく買い足すことはしなかった。
ダウンがこの上なく便利なアウターであることはよくわかっている。
けれど、通勤ではダウンを着ないと決めているので、もはやダウンを着るのは近所のスーパーに行くときと年末年始恒例のスキーに行くときだけになっていたのである。
転職して通勤着が変わると、合うコートも変わった。年齢と共に似合う形、デザインも当然変わった。
暮らしのスタイルが変わると、必要なコートも変わっていくんだ……。
そのことに気づいた私。
そこで、5枚という所持数はキープしつつ、毎年、コートの見直しを行うことにした。