結局のところ、コートは何着あれば十分? 2着で乗り切った冬と、20着で過ごした冬
もちろん防寒目的のダウンコートも黒とグレージュ色を揃えた。
コーディネートがぴったり合わせられるので、それはそれは気分が上がり、毎日がとても楽しかった。
けれど、冬が終わり、コート類をクリーニングに出そうと整理を始めたとき、あることに気づく。
なんと、20着のコートのうち、1回か2回しか着なかったコートが半数以上もあったのだ。
■それで実際のところ、必要なコートの数は?
コートの適正枚数というものはある。20着持っていたとしても、それらを偏りなくまんべんなく着用するわけではない。
それでも、仕事やパーティ、子ども関係の行事、社交、旅行(国内海外含め)、趣味の集まりなど、日々の生活のシーンがバラエティに富んでいる女性ならば、やはりコートは何種類も必要なのだと思う。
ところが、はたして。
当時フルタイムで働くワーキングマザーだった私は、家と仕事場と保育園とスーパーと駅と公園しか行かない日々。そんな日が大半を占める私には、コートは数着で事足りるのではないだろうか?
そこで、
「毎日ウキウキとした気分でコートを着替えられる」
「管理が楽」
「9割の服に合わせられる」
という条件でコートを数着までに絞ってみた。