結局のところ、コートは何着あれば十分? 2着で乗り切った冬と、20着で過ごした冬
その年その年で、自分の暮らしのライフスタイルと、自分の気分と世の中の流行を鑑みて、クローゼットに吊るされているコートを1枚だけ刷新する。
毎年、どのメンバーが解雇され、どんなルーキーがスタメン入りするか、シビアな5つのコート枠の争奪戦が繰り広げられることに。
こうして一冬の間、5枚のコートで十分楽しめて、ウキウキする時間が毎年過ごせるようになったのだった。収納スペースとクリーニング代にも無駄がなくなった(笑)。
10年以上着続けているUNTITLEDのアイボリーのコート。
私のクローゼットにて毎年行なわれるシビアなコート総選挙においても、5つの枠にしぶとく生き残っている。
別名「褒められコート」。
■人生に必要なコートは刻々と変わる
女性が冬のはじめにコートを選ぶとき、探すとき。
自分の中にどんな思考が生まれるか? 冷静に向き合ってみる。
「これ、暖かそうだわ。温泉に着ていこう」
「これ着て年末の同窓会に行ったら、褒められるんじゃないかしら?」
「これ着て待ち合わせしたら、きっと彼は私に惚れ直すわ(単なる妄想)」
「これ着たら、仕事ができそうな女に見えるかも?」
さまざまな思いが複雑に絡み合い、自分の中に生まれてくるはず。