『フリンジマン』第4話あらすじ - 「悪い男」になれない男
そしてAV女優と詠美は同一人物であり、今の詠美は整形した姿だったと気づいた。
坂田は愛人同盟に報告しに行くが、田斉はちょうど詠美とラブホテルに入るところで――。
■『フリンジマン』第4話の感想
詠美の元カレには別の女性がいると思いきや、その女性は詠美の過去の姿とは……。しかも、AV女優!
自分の顔がコンプレックスだったと言う詠美。AV女優として働いて得たお金で、整形をするくらいなので、よほどの覚悟と辛さがあったのでしょう。
故郷を出て顔を変え、新しい自分として再出発。不安もあったでしょうが、コンプレックスから開放されたうれしさは大きかったはずです。
だからこそ、過去の自分を知る元カレは、心に影を落とす存在だったと思います。
元カレは捨て去った過去を思い出させる存在です。
生まれ変わって生きていくには、元カレとも完全に縁を切ったほうがいいでしょう。
とはいえ、元カレは離れてくれず。整形しても詠美を心から思ってくれる元カレに胸が熱くなりつつも、別れたあとも家に押しかけてくる熱っぽさは少し怖いかも。今回は丸く収まったのでいいですが、詠美が元カレとの絶縁を心から願っていたとしたら、元カレの行動はストーカーのようになってしまいそう……。