いまを一番楽しむための“おしゃれ”が、私たちを幸せにする【野宮真貴さんインタビュー】
一番のお気に入りは、この映画女優のようなローネット。素敵なレストランでメニューが読めないなんてときも、小さなパーティーバッグからこれを取り出して見れば、仕草も含めてエレガントに変身できます。
老眼だけではいやなことだけど、年齢を重ねたからこそ使えるおしゃれアイテムが増えたと思ったら、楽しくなってしまう。年を取るといい意味での図々しさも出てくるから、好きじゃない人とは付き合わなくていいと思えたり、人の目をあまり気にしなくなったりして、心身の自由は増えてくるんですよね。だから、年を取るのもなかなか悪くないんです。
■自分を大切にすることで、人生がもっと楽しくなる
――では最後に、おしゃれが女性に何をもたらすか、野宮さんのお考えを聞かせてください。
どちらにしろお洋服は着なくてはならないし、せっかく女性はアイテムのバリエーションも多いんだから、楽しんだほうがハッピーなんじゃないかなと思うんです。自分が着て心地よいとか、うれしいとか、自分をよりよく見せてくれるとか、そういうファッションを選ぶと、人生がもっと楽しくなってくる。つまりおしゃれは、自分を大切にしてあげることなんだと思います。