映画『5パーセントの奇跡 嘘から始まる素敵な人生』――ぼやけた明日が輝きだす!
サリーは、自分が5パーセントの視力であることを彼女に言えないでいました。
なんとかカクテル作りをマスターし始めるサリーのさらなる試練は、バーのグラス磨きでした。汚れを目で確認できないサリーは、何度もやり直しを命じられ、徹夜で作業をすることも。
そんな矢先、彼の実家では父親が女を作って失踪してしまいます。
慣れない仕事の緊張と過労、そして家族の崩壊という事件が押し寄せ、心身ともに限界に達してしまったサリーは、絶望的になりいつの間にかドラッグに手を出すように……。
果たしてサリーは、研修を乗り切り、採用試験まで漕ぎつけられるのでしょうか?
彼の未来は!?
■魅力的な実力派俳優陣に心響く言葉の力
”on the true story"という触れ込みの映画は数多くあるけれど、本作『5パーセントの奇跡』ほどその名がふさわしい映画は他にありません。
こんな素晴らしい青年が本当に実在したんだという真実を多くの人に知ってもらいたい。
また、劇中のサリーの独白で「以前、ブッタの本で読んだ。
”幸福への道はない。道が幸福なのだ”」や「急ぐならひとりで行け。遠くへ行くのなら仲間と行け」など、心に響く言葉の力も見どころのひとつ。