くらし情報『名画に学ぶ――『ティファニーで朝食を』編』

名画に学ぶ――『ティファニーで朝食を』編

■新しい年にやってみたいこと

1月も終わりに近づくと、新しい年を迎えた清々しい気持ちも次第に薄れ、新年の誓いも相変わらずの日常にまぎれてしまいがち。でも、とりあえずなにかひとつでもやりたい。新しいことを始めるのでもいいし、やりそびれていたことをやるのでもいいし――。

というわけで、早速やってみました。


■『ティファニーで朝食を』を観る

ずっと観たかった映画。あまりにも有名な作品だし、ハイライトシーンも鮮明に頭に浮かぶのに、なぜか観る機会を逸していました。『ローマの休日』はセリフを覚えるほど何度も観ているのに。

原作は1958年に出版されたトルーマン・カポーティの小説『Breakfast at Tiffany’s』。原題もキャッチーですが、それよりも「ティファニーで朝食を」という邦題の響きがあまりにも耳に心地よく、印象に残ります。

目次

・新しい年にやってみたいこと
・『ティファニーで朝食を』を観る
・BGMは言わずと知れたあの名曲『ムーン・リバー』
・オードリー・ヘプバーンの挑戦――自分の殻を破る
・古き良き(?)1960年代
・オードリー・ヘプバーン、ここにあり


名画に学ぶ――『ティファニーで朝食を』編

出典:https://www.amazon.co.jp/dp/B000EPFQ3M/

DVDの再生ボタンを押して1分後にはわかりました。この映画はオードリーのための映画だ、と。

人影もない早朝のニューヨーク5番街。
黒のロングドレスに黒いサングラスという出で立ちのスレンダーな女性が、デニッシュをかじりながらティファニー本店のショーウィンドウのなかを覗き込む。

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