映画『ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男』感想。伝説のリーダー、真実の物語!
朝から酒をたしなむ(朝食にスコッチ、昼食にシャンパン1本、夕食にも1本。夜はブランデーにボートワインとお酒が好きだった)変わり者のチャーチルを叱咤激励する愛妻のクレメンティーン。
気難しくもウィットとユーモアに富んだチャーチルの言葉をタイピングする秘書エリザベス。
周りの人々のサポートを受けながら、国難に陥ったイギリスの新首相に就任したチャーチルは、ドイツとの和平交渉を進めます。
政敵チェンバレンやハリファックスらに陰口を叩かれながらも、「ヒトラーには決して屈しない。我々はどんな犠牲を払っても国を守るべきだ」と徹底抗戦を誓うのです。
そんななか、ドイツ軍に追い込まれた英国軍は、フランス・ダンケルクの海岸まで撤退し孤立状態となっていました。
30万人もの兵士が包囲され、救出するすべがありません。
ならば彼ら兵士を救うべく大型船はもちろん、ボートや小型船など民間の船もすべて召集して 船をダンケルクへ向かわせよう。
地図を凝視しながらチャーチルは作戦を思いつきます。
「兵士たちを故郷に戻さねば」
こうしてダイナモ作戦が実行されました。
日に日にナチス・ドイツの勢いは増す一方で、英国にも上陸の危機が迫ります。