『さよなら、僕のマンハッタン』はNYとほろ苦い青春を堪能できる大人向けの佳作 古川ケイの「映画は、微笑む。」#44
からも、心配をされてばかり。
そんなある日、アパートに新しく越してきた隣人の男・W.F.ジェラルド(ジェフ・ブリッジス)と出会ったトーマスは、彼から恋や人生のアドバイスを受け始める。
鬱々とした日々を送っていたトーマスだったが、彼の退屈な人生は、父の不貞を知った瞬間から変わり始める。
父がセクシーな女性・ジョハンナ(ケイト・ベッキンセール)とデートしている場面に出くわしたトーマスは、ふたりを別れさせようとジョハンナの後を尾けるが、すぐに見つかってしまうのだった。
「あなたのことは全部知ってる」と話すジョハンナの底知れない魅力に溺れていったトーマスは、彼女に惹かれていることを自覚し、ふたりは深い関係に落ちていくが……。
◼︎イケメン英国若手俳優カラム・ターナーに大注目!
本作でとにかく見逃せないのは、主人公トーマスを演じた、英国の若手俳優カラム・ターナーです。
1990年、英ロンドン出身のカラムは、現在28歳。
180cmを超える長身で2010年よりモデルの仕事を始めた彼は、その後俳優に転進。2011年にスクリーンデビューしました。
最新作には今年の11月23日(金・祝)