くらし情報『「私なんて太ってるから」って言うのやめない? M〜6Lまで展開するブランドのデザイナーが伝えたいこと』

「私なんて太ってるから」って言うのやめない? M〜6Lまで展開するブランドのデザイナーが伝えたいこと

試着室から笑顔で出られない。試着室から出たくない。

ドット柄のトップスを見ていると、店員さんから「無地のほうが細く見えますよ」と声をかけられた。

試着室から「この服も入らなかった……」と沈んだ表情で出てくる彼女や奥さんを見るのが悲しい。どう声をかけていいかわからない。

自分のサイズに適した服がない――。そう気づいたとき、世間から外れているような気持ちになる。

体型に特徴のある女性、たとえばふくよかな女性は装いにおいて、傷つく経験を幾度となく積み重ねてきた人たちだ。


■「太ってる」と感じさせない。「かわいい」が全面にくる服

目次

・「太ってる」と感じさせない。「かわいい」が全面にくる服
・体型とかわいさ、カッコよさは無関係
・「こうすればもっとかわいい」と思いながら作ってきた
・「おしゃれしないとただのデブ」の言葉で気づいたこと
・SUSIEプロフィール
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M〜6Lまで豊富なサイズの洋服を展開するブランド「モンスタードロップス(MONSTER DROPS)」のデザイナー、SUSIEさんはほっそりした人、中肉中背の人、ふくよかな人など、体型に関係なく「女性はみんなかわいい」「一人ひとり魅力は違う」と話す。

「お客様にはふくよかな女性も多いです。第一印象が『太ってる』じゃなくて、『かわいい!』と感じさせる洋服を作っています」

モンスタードロップスの服はポップで、色っぽさもあり、どこか「ハズした」感じもある。周りとかぶらない、甘い毒を漂わせている。

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