ファッションの力で女性の悩みをポジティブに。「EMILY WEEK」が目指すのは選択肢の広がった世界
と同僚からの悩みを耳にすることや、女性同士でさえもあまり話さないテーマであると実感していました。
でも1カ月の中で一回くる生理週間をネガティブに過ごすことは残念ですし、女性にとっては世界共通の悩みでもあるので、少しでもポジティブな意識に変えていけたらと。
――男性社員の方も含めて周りからの反響はいかがでしたか。
選考にあたり男性役員にプレゼンをするのですが、PMS(月経前症候群)をはじめ女性ホルモンによるバイオリズムが日常生活にまで影響を及ぼすことなど、「知らなかった」と理解を示してくれました。
ベイクルーズではお客さまが女性の7割を占めているからこそ、「ファッションの力で外見だけでなく、内面的な部分もポジティブになるようサポートしたい」との想いを応援していただけたことは、嬉しかったですね。
――柿沼さんご自身も10代の頃からPMSに悩まされていらっしゃったとか。
生理前になると過呼吸のような症状と貧血になることが多く、学生の頃から本当に憂鬱でした。身体に不調があるのかなと思い、産婦人科に通いましたが異常はなく……それが後からPMSであると知りました。
少しでもそんな生理週間を良くしたくて、あるとき「布ナプキン」