映画『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』ナタウット・プーンピリア監督インタビュー。まとめて合格請け負います!
こんにちは。アートディレクターの諸戸佑美です。
【シネマの時間】第40回は、世界16の国と地域でサプライズ大ヒットを記録し、そのうち、中国・香港・台湾・ベトナム・マレーシア・ブルネイ・マカオ・フィリピンではタイ映画史上歴代興収第1位の座につきアジアを席捲した話題の映画『バッド・ジーニアス危険な天才たち』をお送りします。
タイ・アカデミー賞とよばれる第27回スパンナホン賞で監督賞、主演女優賞、主演男優賞をはじめとした史上最多12部門を受賞した本作は、米批評家サイトRotten Tomatoesでも堂々の92%FRESHを記録。
ひとりの天才少女をリーダーに、高校生の犯罪チームが頭脳と度胸だけを武器に世界を股にかけたカンニング・プロジェクトを仕掛ける第一級のクライム・エンタテインメントです。
物語の背景になっているのは、近年発展目覚ましいアジア各国で深刻な社会問題となっている熾烈な受験戦争と格差社会。
中国で実際に起きた集団不正入試事件をモチーフに、カンニングをスタイリッシュ、かつスリリングに描き、“まるで高校生版『オーシャンズ11』だ!”(米ヴァラエティ紙)などと世界各国のメディアで絶賛されています。