「服の寿命」の見極め方、処分タイミングを本気で考えてみました
極端な例を紹介すると、2019年の今、「裃のように肩パットが入ったダブルのジャケットに、ピタピタの膝上のタイトスカート」を着ている人は、だれしもが「ちょっとあの人のファッション古い」と感じてしまうだろう。ローライズのスキニーデニムにハイヒールのニーハイブーツを履いていても同様。
一世を風靡したファッションほど、廃れるのも早い。この「今流行っていない、終わってしまった流行服」というのも処分の対象。
■定番服こそ、最新のバージョン管理を!
わかりやすい流行りもの以外にも、実はデニム、ニットやシャツ、パンツといった一見定番に見えるアイテムも、シルエットや裾の長さなどがどんどん変わっている。特に目新しいデザインの服は着ていないのに、いつも旬の空気をまとっている人を観察すると、この「定番服」を毎年マメに買い替えていたりする。
「白シャツは毎年必ず買い替える」「デニムは3年以上前のものははかない」など、常に最新のバージョンを保つ努力をしている。ころころ変わる流行服に考えなしに飛びついたり、トレンドに乗り遅れまいと必死になる必要はないけれど、少なくとも「この服、終わっているかも……」と気づく感性は失いたくないもの。