映画『まく子』感想。世代を超えて愛される再生と感動の物語!
原作のエッセンスを大切に、幅広い世代から愛される世界観を心温まる感動作として描き、親子で楽しめる映画としてもおすすめです。
小学5年生のサトシの成長を通して、私もいろいろな気づきを得ることができました。
ぜひ、映画館でお楽しみください!
3月15日(金)よりテアトル新宿ほか全国ロードショー。
■映画『まく子』あらすじー少年が不思議な少女との出会いを通して成長する姿を描いた人間ドラマ
温泉街の旅館「あかつき館」を営む両親と暮らすサトシ(山崎光)は小学5年生。
サトシの母・明美(須藤理彩)は代々続く旅館を明るく切り盛りし、父・光一(草彅剛)は料理長として働いています。
人口の少ない街では誰もが顔見知り、クラスメイトも小さいときからずっと一緒で変わりません。
そんな環境の中、サトシは猛スピードで「大人」に変わっていく女子たちを恐ろしいと思い、精神的に成長しない男子たちを冷めた目で見つつ、否応なしに変わっていく自分の身体に抗おうとしていました。また、女好きのサトシの父が女性と密会しているのをたまたま目撃してしまい、大人に対して嫌悪感を募らせていました。
春のはじめ、旅館の従業員用の寮「いろは」