映画『まく子』感想。世代を超えて愛される再生と感動の物語!
に母娘が越してきます。
娘は、サトシと同じ年の美少女・コズエ(新音)といいました。
コズエはとても変だけれど、とてもきれいで、ありのままで、変化を恐れず楽しんでいる――そんな感じがしました。
コズエは「まく」ことが大好きで、小石、木の実、ホースから流れ出る水、なんだってまきちらします。
つかみどころのないコズエに最初は困惑していたサトシでしたが、話すうちに彼女に魅せられていきます。
そしてコズエから「私とお母さんは、ある星から来たの」と大きな秘密を打ち明けられます。
町では、子どもたちが作ったお神輿を壊すことで、再び生まれ変わる”再生”を祝うサイセの祭りが近づいていました。
お祭り当日、サトシたちが作ったお神輿が壊される寸前に、「いろは荘」の方から火の手が上がり大騒ぎに。
幸いすぐに火は消火されましたが、火事のあとサトシの周りでさまざまな変化が現れてきます。
そしてコズエたちとの別れの日がやって来るのですが……。
”大人になりたくない僕が恋をした不思議な少女
彼女がまく奇跡に世界は美しく輝きだす”
■エンディング曲は高橋優の楽曲『若気の至り』
クライマックス、感動の余韻に寄り添うエンディング曲は、『映画クレヨンしんちゃん襲来!!宇宙人シリリ』『パパはわるものチャンピオン』などの主題歌を手がけてきた高橋優が、本作のために書き下ろした楽曲『若気の至り』!
誰もが通り過ぎる思春期の揺れる気持ちをスローナンバーで仕上げた名曲です。