映画『マックイーン:モードの反逆児』感想。無一文からトップデザイナーへ駆け上がったアレキサンダー・マックイーンの激動の人生!
今まで見た中で一番美しい」と言わしめました。
夫のデトマーいわく「彼をトップにすると決意」したのです。
マックイーンがどうやってデビューしたかを明かすのは、エージェントのアリス・スミスです。
当時のスタッフは、ノーギャラで働いていましたが、ヘアメイクのミラ・チャイ・ハイドは「彼の魅力ゆえよ」と微笑みます。
さらに、まだ太っていた若い頃のマックイーンの映像が流れ、「生地もすべて失業手当で買った」と無邪気に笑います。
マックイーンのデビュー・ショーの映像では、「退席する人もいた」とアリスが打ち明けますが、もっと騒ぎになったショーが「ハイランド・レイプ」です。バッシングもされましたが、翌日の各紙がトップで扱い、マックイーンは時の人となります。
普段は朗らかな彼のどこにそんな闇があったのか?
甥のゲーリーが、一族のある秘密を打ち明けます。
ジバンシィのクリエイティブ・ディレクターに抜擢されたマックイーンは、礼儀正しいパリの工房に、ロンドンの反骨精神を持ち込みました。
デザイナー助手のセバスチャン・ポンスが、エキサイティングだった日々を振り帰ります。
初めてのショーは酷評され、当時の恋人だったマレー・アーサーは、その夜の荒れたマックイーンについて苦々しく語ります。